2011年04月20日
謝謝台湾計画
ども、内メバです。
今日はいつもと少し違う感じの記事です。
先日会社の先輩と、先輩が台湾駐在時代に知り合った台湾人の友人二人(仮にAさん、Bさん)と一緒に4人でお酒を飲む機会がありました。
で、時期柄当然のように東日本大震災の話題になり、一通り揺れやら津波やら原発やらの話をした後、義捐金の話になりました。
僕は、台湾が世界で一番多額の義捐金を送ってくれた事、日本政府が各国の新聞に義捐金に対するお礼の広告を出したが、中国との関係を考慮してか、台湾の新聞には広告が出なかった事を知っていたので、先ずは、
「世界で一番多額の義捐金をありがとう」
という意味のお礼を言った所、すぐにAさんから
「どういたしまして、でもなんで日本は台湾にだけお礼言わないの?次に私たちが困った時に日本は助けてくれるの?」(表現は異なる)
と、先手を取られてしまいました。Bさんは
「日本にも事情はあるし、台湾人として誇りに思えばそれでいいじゃないか」(表現は異なる)
と言ってくれましたが、非常に情けない気分になり、私は
「お礼もいえない政府で申し訳なかった。でも日本人はちゃんと知っています、お礼もすべきだったと思っています」
とか
「その証拠にそのお礼をしなかった政府の政党は数日前の選挙で大敗北しました」
等という話(言い訳)をしました。
その後別の話題になり、飲み終わって最終で帰宅している途中、
テレビ等のマスメディアでは、今回の震災で、
「海外では『日本ではこういう大災害の時でも略奪などが発生しない』と賞賛されている」
等と言われていて、それは誇らしいけれど、こういう
「してもらった事に対して、恩の大きさではなく、政治の事情でお礼の仕方に差をつける」
とんでもなく情けない国でもあるんだよなぁ・・・。
という義捐金をくれた台湾の方々にたいして申し訳ない事実や、それを必死に言い訳していた自分の姿とを思い出し、情けない気持ちになって電車の中で泣けてきました。
(おぢーちゃんになって涙腺が弱くなってきたのかな・・・)
で、その後悶々としてすごしておりましたが、実は、ネット上には「政府が台湾の新聞にお礼の広告を出さないなら、民間レベルで出そう」と言う趣旨の謝謝台湾計画という活動があります。
新聞広告代の250万円に対する募金を募っていて、ついに昨日から振込みが可能になったので、僕も振込みました。
金額の多寡だけでなく、どれだけ多くの人がこの活動にたいして支援(振込み)を行ったか、というのも台湾の方々が日本人からの謝意を計るバロメータだと思いますので、ご賛同いただける方は是非ご協力をお願いします。
尚、「余剰金はすべて日本赤十字社を通じて被災地への義援金とします。」らしいで、被災地への義捐金にもなって一石二鳥ですよ~!
※念のため下記記事等で詳細を確認し、各自でご判断の上の参加をお願いします。
お振り込みの前に必ずお読み下さい。
掲載2紙の広告スペースおよび料金の詳細です。
謝謝台湾計画への一人でも多くの参加を祈って、今日の記事を終えたいと思います。
皆さんよろしくお願いします。
今日はいつもと少し違う感じの記事です。
先日会社の先輩と、先輩が台湾駐在時代に知り合った台湾人の友人二人(仮にAさん、Bさん)と一緒に4人でお酒を飲む機会がありました。
で、時期柄当然のように東日本大震災の話題になり、一通り揺れやら津波やら原発やらの話をした後、義捐金の話になりました。
僕は、台湾が世界で一番多額の義捐金を送ってくれた事、日本政府が各国の新聞に義捐金に対するお礼の広告を出したが、中国との関係を考慮してか、台湾の新聞には広告が出なかった事を知っていたので、先ずは、
「世界で一番多額の義捐金をありがとう」
という意味のお礼を言った所、すぐにAさんから
「どういたしまして、でもなんで日本は台湾にだけお礼言わないの?次に私たちが困った時に日本は助けてくれるの?」(表現は異なる)
と、先手を取られてしまいました。Bさんは
「日本にも事情はあるし、台湾人として誇りに思えばそれでいいじゃないか」(表現は異なる)
と言ってくれましたが、非常に情けない気分になり、私は
「お礼もいえない政府で申し訳なかった。でも日本人はちゃんと知っています、お礼もすべきだったと思っています」
とか
「その証拠にそのお礼をしなかった政府の政党は数日前の選挙で大敗北しました」
等という話(言い訳)をしました。
その後別の話題になり、飲み終わって最終で帰宅している途中、
テレビ等のマスメディアでは、今回の震災で、
「海外では『日本ではこういう大災害の時でも略奪などが発生しない』と賞賛されている」
等と言われていて、それは誇らしいけれど、こういう
「してもらった事に対して、恩の大きさではなく、政治の事情でお礼の仕方に差をつける」
とんでもなく情けない国でもあるんだよなぁ・・・。
という義捐金をくれた台湾の方々にたいして申し訳ない事実や、それを必死に言い訳していた自分の姿とを思い出し、情けない気持ちになって電車の中で泣けてきました。
(おぢーちゃんになって涙腺が弱くなってきたのかな・・・)
で、その後悶々としてすごしておりましたが、実は、ネット上には「政府が台湾の新聞にお礼の広告を出さないなら、民間レベルで出そう」と言う趣旨の謝謝台湾計画という活動があります。
新聞広告代の250万円に対する募金を募っていて、ついに昨日から振込みが可能になったので、僕も振込みました。
金額の多寡だけでなく、どれだけ多くの人がこの活動にたいして支援(振込み)を行ったか、というのも台湾の方々が日本人からの謝意を計るバロメータだと思いますので、ご賛同いただける方は是非ご協力をお願いします。
尚、「余剰金はすべて日本赤十字社を通じて被災地への義援金とします。」らしいで、被災地への義捐金にもなって一石二鳥ですよ~!
※念のため下記記事等で詳細を確認し、各自でご判断の上の参加をお願いします。
お振り込みの前に必ずお読み下さい。
掲載2紙の広告スペースおよび料金の詳細です。
謝謝台湾計画への一人でも多くの参加を祈って、今日の記事を終えたいと思います。
皆さんよろしくお願いします。
Posted by 内メバ at 08:14│Comments(2)
│雑記
この記事へのコメント
この計画はすばらしいですよね!
発起人さんが個人でされているので大変だとは思いますが、計画が成功して台湾の方たちに感謝の気持ちが伝わりますように!
発起人さんが個人でされているので大変だとは思いますが、計画が成功して台湾の方たちに感謝の気持ちが伝わりますように!
Posted by 雪乃 at 2011年04月20日 14:06
>雪乃さん
はい、オフィシャルサイトによればもう1000万円を超えたそうですので、無事に台湾の新聞にお礼の広告もだせるし、被災地にも義捐金を送ることができるようです。
よかったよかった。
はい、オフィシャルサイトによればもう1000万円を超えたそうですので、無事に台湾の新聞にお礼の広告もだせるし、被災地にも義捐金を送ることができるようです。
よかったよかった。
Posted by 内メバ at 2011年04月24日 13:25
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